イントロダクション
近年報道などで注目を集めている痛ましい児童虐待死事件。
2019年2月には児童養護施設の施設長が
元児童に刺殺されるという凄惨な事件も起きた。
世論の注目が集まる中、同年6月には親の体罰が原則禁止と明記された
改正虐待防止法が全会一致で可決され、翌年4月から執行される。
また一方で東京都内では各区単位での児童相談所の
新規開設の動きが続々と進んでいる。
一見すると児童虐待や児童養護施設をめぐる社会問題は
世論の後押しによって徐々に解決に
向かいつつあるかのようにも見える・・・。
しかし、今ある課題が本当に解決へと向かっているのだろうか?
多くの人が見落としている隠れた問題や解決すべき課題について
深く議論され対策が講じられていると
果たして言えるのだろうか?
答えは否である。
本質的な課題解決へと向かうためには、
現状を正しく理解し 隠れた課題を掘り起こし、
社会全体で共有する必要がある。
そのために重要となるのが 当事者の声 だ。
子ども達の未来を少しでも明るく照らすために、
私たちは声を発信する。
一人ひとりができる”次へのアクション”に繋がるための
「希望の狼煙」となる情報発信こそ
今世の中に必要だ−。
企画意図
児童虐待や一時保護、社会的養護をめぐる様々な問題は多岐にわたり山積している。
それにもかかわらず課題自体が社会から認知されず
解決に向かうことがないまま問題が放置されていたり リソース不足により支援が行き届かないという現状がある。
“隠れた課題を掘り起こし社会全体で共有する”ことで
民間や行政の垣根を超えた様々な層からのリソースが集結し、支援体制の量と質の向上へと繋がる。
そのために、当事者の視点を交えながら
現状と課題を正しく伝え、 さらに具体的なアクションを共に考えていく情報発信が必要である。
本質的な課題解決に向けた「希望の狼煙」となる番組を制作したいと私たちは考えている。
番組概要
児童養護施設で育った経験のある3人によるトークを中心に
当事者の視点からの見解を【語り】、
法制度や支援、問題の本質について【学び】、
視聴者が今できるアクションを共に考え【呼びかける】。
広く親しみやすい軽快なテンポで送る情報発信番組。(1本約10分)
児童養護施設や社会的養護で育った後輩達にとって有益になるような
支援情報なども広く紹介し、支援が必要な人と支援者や制度を
繋げるきっかけ作りをしていく。
目的
社会的養護/グレーゾーン について、より多くの人々に関心を持ってもらう
社会的養護当事者の後輩たちの道しるべ
番組を見た人に次のアクションを提案
私たちのビジョン
★児童養護施設出身者の後輩達が、今までよりも広い知識や多くの選択肢を手に入れる。
★児童虐待や一時保護、社会的養護の関心が高まり課題解決へのリソースが底上げされる。
★制度や環境が改善され、より子育てがしやすい社会、子どもが安心して健やかに育つことのできる社会へ。
メディア出演
20.4.22 朝日新聞夕刊(デジタル)にて記事掲載
19.9.4 YouTube番組 UCHIDA TVに出演
19.10.6 NHK「おはよう日本」にて紹介
19.11.1 毎日新聞にて紹介記事が掲載
19.11.6 子ども食堂フォーラムにて講演
19.11.7 NHKワールド情報番組内にて紹介
19.11.11 福祉新聞、Yahoo!ニュース、ハフポストに記事掲載
19.12.12 埼玉県児童養護施設職員研修会にて講演
20.1.1〜3 J:COM埼玉群馬「言葉をひろう」にて紹介
20.1.23 埼玉県児童虐待防止サポーター研修にて講演
20.2.16 スクスク保育推進会にて講演bb
20.4.22 朝日デジタルにて紹介
20.5 週刊誌 女性セブン(5月21・28日号) にて紹介
20.6.17 Business Insider Japan にて紹介
20.7.9 BS-TBS「スイモクチャンネル」に出演
20.8.23 朝日新聞 夕刊 にて紹介
20.10.27 西日本新聞にて紹介
20.11.13 財経新聞、エンタメラッシュ、BORDERLESS、ニコニコニュース にて"No.33 加藤登紀子さんとの対談"を紹介